しみやそばかすを消したい、薄くしたいとお悩みの方、肌の状態、気になる症状に合わせて治療法を京都駅前のヴェリィ美容皮膚科クリニック専門医がご提案します。

ピコレーザーによるシミ治療 ピコレーザーを使ったピコスポット治療は、老人性色素斑（いわゆるシミ）やソバカス、真皮メラノーシスなどの除去に効果的な治療法です。 従来のシミ治療ではナノ秒レーザーを使用して熱エネルギーによってメラニン色素を破壊していました。それに対しピコレーザーは、衝撃波によってメラニン色素を砕きます。衝撃波を用いることで、これまでよりも細かくメラニン色素を破壊することができ、また周囲の肌組織にダメージを与えることなく、シミをピンポイントで除去することが可能です。 麻酔なしで施行することができ、照射時間も数秒です。照射直後からお肌を守るテープを貼ります。テープの上からであればメイクは可能です。約10日でシミがかさぶたになり、かさぶたが取れるときれいな肌色〜ピンク色の肌になります。かさぶたが取れた後は日焼けにご注意ください。

レーザーはQスイッチ・アレキサンドライトレーザーを使用しています。 麻酔なしで施行することができ、照射時間も数秒です。 10〜14日でシミやそばかすがかさぶたになって剥がれ落ち、きれいなピンク色の肌になります。かさぶたが無理にはがれることのないよう、テープ保護をしていただきますが、剥がれた後は通常どおりメイクしていただけます。

シミ専用の光治療はアキュチップを使用しています。 レーザーに比べて回数はかかりますが、治療直後からメイクが可能なため、シミがたくさんあるためテープが貼りにくい方や、人に気づかれずにシミを薄くしたい方にお勧めです。

いわゆるシミ

老人性色素斑

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紫外線や肌老化に伴うシミ。30代以降から頬やこめかみ、手の甲など紫外線がよく当たる部位にシミができることが多く、薄い茶色〜濃い茶色のシミで周りとの皮膚との境界がはっきりしています。

老人性色素斑の特徴
薄い茶色〜濃い茶色のシミ
顔や手など露光部（日光に良く当たるところ）に多い
大きさは数mm〜数cmと様々
周囲の皮膚との境界がはっきりしている

おすすめの治療方法
○ピコレーザー（シミ取りレーザー）
シミの原因であるメラニン色素の破壊力が高く、短期間で効率よくシミを取りたい方にお勧めのシミ取り治療です。
ピコレーザーはメラニン色素を壊すだけでなく、粉々に粉砕して体外に排出されやすくするため、より効果的にシミ取りができる最新シミ治療とされています。

○アキュチップ（シミ取り光治療）
茶色や黒色の色素だけに反応する光治療器を使用します。照射後テープを貼る必要がなく、直後からそのまま洗顔、メイクが可能です。
シミ取りしたいけれど、テープが貼れない方におすすめのシミ取り治療です。

○ライムライト（美顔術）
幅広い波長の光を用いた美顔術です。シミ、そばかす、くすみ、肌の張り、毛穴の開き、赤みなどを同時に改善していきます。シミの数が多い方、シミ以外にお肌のお悩みがある方にお勧めの治療です。

そばかす
雀卵斑

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遺伝的な要因が関係していて、そばかすや雀卵斑とも呼ばれています。５〜６歳の幼少期からできはじめ、思春期以降に目立ってきます。鼻から頬にかけて1〜3mm程度の小さな斑点のシミが散らばるように発生します。

そばかすの特徴
鼻から頬にかけて1〜3mm程度の小さな斑点のシミ
左右対称に散らばるように出現する
思春期に最も出来やすく、紫外線の強い時期に悪化することが多い

おすすめの治療方法
○ピコレーザー（シミ・そばかす専用レーザー治療）
茶色や黒色の色素だけを効率よく破壊するレーザーを用います。メイクは保護テープの上から可能。短期間で効率よくそばかすを取りたい方にお勧めの治療です。

○アキュチップ（シミ・そばかす専用光治療）
茶色や黒色の色素だけに反応する光治療器を使用します。光治療では、照射後テープを貼る必要がありません。テープを貼る事が難しい方、施術直後から洗顔やメイクも通常どおりしたい方にお勧めです。

○ライムライト（美顔術）
幅広い波長の光を用いた美顔術です。シミ、そばかす、くすみ、肌の張り、毛穴の開き、赤みなどを同時に改善していきます。シミの数が多い方、シミ以外にお肌のお悩みがある方にお勧めの治療です。

ADM
後天性真皮メラノサイトーシス

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20歳以降に出現するシミで、下まぶたの周りや額の生え際、小鼻にできることが多く、左右対称性にできる小さい斑状の褐色〜灰褐色のシミ。他のシミよりも深い場所（真皮内）にメラニン色素をつくるシミのため、治療はレーザー治療のみです。

ADMの特徴
褐色〜灰褐色の（薄い茶色〜グレーもしくは青みを帯びた）シミ
主に、両側の下まぶたのまわり、額の生え際、小鼻にできる、2〜4ｍｍ大の小さなシミ。
肝斑やそばかす、日光性色素斑など他のシミと合併していることが多い

おすすめの治療方法
○ピコレーザー
皮膚の深い場所（真皮内）にメラニン色素を作っているシミのため、真皮まで到達するレーザーでの治療が必要です。レーザーを照射すると、ADMの原因であるメラニン色素だけにレーザー光線が反応し、茶色や黒色の色素を一瞬の間に破壊します。約10日肌色のテープを貼りますが、その後は通常どおりのメイクが可能です。真皮内で壊れたメラニン色素が吸収されるまで時間がかかるため、通常のシミとはちがい約3〜6ヶ月かけて色が取れていきます。個人差はありますが、3〜6ヶ月の間隔で数回の治療が必要です。

脂漏性角化症

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日光性色素斑同様、紫外線や肌老化に伴うシミ。日光性色素斑が平らであるのに対して、脂漏性角化症は盛り上がり、皮膚表面がざらついているのが特徴です。顔や、手の甲、胸、お腹、背中などにも出来ます。薄い茶色〜濃い茶色のシミで周りとの皮膚との境界がはっきりしています。

老人性角化症の特徴
盛り上がりのある薄い茶色〜濃い褐色のシミ。
表面がざらざらしていることが多い。
顔、腕、お腹、背中など、手のひら、足の裏以外の全身に出現するシミ。

おすすめの治療方法
○炭酸ガスレーザー
小さいものは冷却しながら、大きいものは局所麻酔を使用して痛みを感じなくさせてから炭酸ガスレーザーで蒸散します。施術時間は約1〜5分程度。施術直後より洗顔・洗髪可能、メイクは保護テープの上からしていただけます。

○アキュチップ（光治療）
茶色や黒色に反応する光治療器を使用します。脂漏性角化症に存在するメラニン色素（茶色、黒色の色素）に反応させ、熱エネルギーを発生させることにより除去します。照射直後から洗顔、メイクが可能です。炭酸ガスレーザー治療と比べると、テープを貼らなくていいことが利点ですが、厚みがあるシミは1回で取り切れないこともあります。

肝斑

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両頬の左右対称にできる薄い茶褐色のシミ。30代後半から50代の女性に多いシミとされています。シミの境界がはっきりせず何となくくすみがあるようにみえることも。ホルモンバランスやストレスや慢性外的刺激、紫外線ダメージが肝斑の原因とも言われています。

肝斑の特徴
もやっとした薄い茶褐色のシミ
頬骨部のあたりに左右対称に出てくることが多い
周囲の皮膚との境界がはっきりしないためお肌のくすみと間違えられることが多い
他のシミと合併していることが多い

おすすめの治療方法
基本治療は、トラネキサム酸・アスコルビン酸・ビタミンEなどの内服治療や、ハイドロキノンなどの美白剤や抗炎症作用をもつトラネキサム酸ローションなどの外用治療です。また、肝斑では肌の刺激が悪化原因となるため、洗顔やスキンケアやメイクの際に擦らないこと、紫外線を避けることなどがとても重要です。
○内服薬トラネキサム酸・アスコルビン酸・ビタミンE
○外用ハイドロキノン・トラネキサム酸ローション
○ゼオスキン

炎症後色素沈着

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ニキビ跡、虫刺されの跡や、かぶれの跡、火傷の跡などにできる境界がはっきりしない茶色の皮膚変化です。皮膚に赤み・痒みなどの炎症が起こった後に生じる皮膚の変化。

おすすめの治療方法
無治療でも徐々に薄くなりますが、ハイドロキノン軟膏などの美白剤や、肌の新陳代謝を促すケミカルピーリング、美白成分をより肌の奥に浸透させるエレクトロポレーションなどがお勧めです。
○エレクトロポレーション
○ケミカルピーリング
○内服アスコルビン酸（ビタミンC）
○外用ビタミンC含有化粧水 や ハイドロキノン