京都の皮膚科・美容皮膚科〔ヴェリィ美容皮膚科クリニック〕

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皮膚科医由美のドクターブログ

2025.11.28/エイジングケア美肌活

乾燥する季節、トラブルのないお肌の作り方

😊こんにちは😀

寒くなって来ましたね。今年は秋🍂(良い季節)が短いような、、、。

寒くなるとお肌の乾燥が気になってきます。

今日は、肌の乾燥対策について。

スキンケア 夏と同じ方法、同じ基礎化粧品を使っていませんか? 肌質、その時のお肌の状態によって変えていきましょう🎶

まずは洗顔、夏は、汗もかきやすく皮脂汚れも多いので1日2回洗顔フォームで洗いましょう。乾燥する時期は、夜はメイク落としや洗顔フォームを使いますが、朝はぬるま湯のみで洗うのがおすすめです。(乾燥が強い方は常温ぐらいが良いです。ニキビ肌の方は朝も洗顔フォーム使ってくださいね。)

肌荒れ、湿疹がある方は、可能な限りシンプルなメイク(お湯で洗い流せる日焼け止めのみなど)にして、泡タイプの洗顔フォームで指がお肌に触れないぐらい優しく洗ってください。乾燥する時期に顔に皮膚炎を繰り返す方は、洗い過ぎにより、湿疹が治らない方が多いです。一週間程、洗顔フォームを使わずにぬるま湯のみにしてみてください。

手荒れが中々治らない方も、綺麗好きでしょっちゅう手を洗う方が多いです。肌が荒れると、バリア機能が低下して細菌感染などもおこしやすいので、注意してくださいね🙏

湿疹ではないけれど、どれだけ保湿をしてもざらつきがなくならない方は、皮膚科を受診してください。ざらつきは小さな皮膚炎から起こることもあり、その場合はお薬を塗ることですっきりします👍

次に保湿剤。秋冬用にチェンジしましょう。化粧水や乳液などはセラミドやスクワランなどが含まれているものが保湿効果があります。

それでも乾燥する方は最後にプロペト(ワセリン)などで蓋をして水分の蒸発を防ぎましょう。全顔に塗ると、ニキビが出来やすくなることもあるので部分使いがおすすめです。

敏感肌の方は新しいスキンケア用品(保湿剤)、いきなり顔全体に塗るのではなく、首や顔の一部から始めて問題なければ徐々に広げて使用するとトラブルが少ないです。

私は長年ゼオスキン製品を愛用しています。

夏場はバランサートナー、冬はお肌の状態に合わせて少しとろみのある化粧水に変えたり、美容クリームもデイリーPD(パルミチン酸レチノール入り)から、スクワラン入りのRCクリーム(こちらもパルミチン酸レチノール入り)に変更します。目周りは特に乾燥して細かいシワが出やすいので、ロートの幹細胞入りのステムサイエンス(こちらは廃盤になりダーマセプトRX ステムアドバンスセラムに移行になりました)や、ゼオスキンのファーミングセラム、ライフプラスのmOtchi cream(近日クリニックで取り扱い予定)

などを、その日の肌質を見ながら使用しています😊

私がゼオスキン製品を長年愛用している理由は、ビタミンAを毎日お肌に取り入れたいからです。ビタミンAはA反応(赤みや皮向け)が出やすいことで有名ですが、ビタミンAの種類を選ぶことで赤みや、皮向けせずにお肌に取り入れることができます。ビタミンAは光老化からお肌を守り、皮脂分泌や肌のターンオーバーも整えます。かれこれ8年以上使っているデイリーPDにはパルミチン酸レチノール(ビタミンA)が含まれています。デイリーPDは1ヶ月使って大きな変化を感じれるビタミンA製剤ではないですが、長く使っていると肌トラブルが少なくなり、肌老化も感じないぐらいです🎶

どんなビタミンAが合うかはその方の肌質やお悩みによって変わります。

スキンケア用品でお悩みの方は、是非ご相談ください✨