皮膚科医由美のドクターブログ
2025.11.15/プライベート
まさかの虫垂炎
まさかの虫垂炎😱
これは私ではなくて高二の長女の話です。
1年半前から、半年に1回ぐらい腹痛を訴えていました。夜も眠れない程痛い時もあり、婦人科系疾患を心配し病院に連れて行ったところ『エコーでガスが溜まってるから便秘でしょう』と🙃
無頓知な性格のため、便秘かどうかも気にしておらず、生理もいつか分かっていなかったので、自己管理をちゃんとするように言っていました。元々、水分の摂取が少ないし、休みの日はYogiboの上に一日中寝転がっているので、『水分取ってる? 散歩に行きなさい。う○ち毎日出てる?』と口うるさい母😆(私)
そして、先々週の木曜日の朝に発熱と3回目の腹痛。聞いてみると昨日からう○ち出ていない。でも、便秘にしては発熱してるのはおかしいなあと思い夫(皮膚科医)が診察すると、右下腹部が腫れてるかも、と。
虫垂炎??? 木曜日は休診の開業医さんが多くて、近所の糖尿病が専門の内科へ。採血で炎症の数値が高く、エコーではガスが多い、腸は動いている。腸炎か虫垂炎か。抗生剤の点滴を受け、よくならなければ翌日総合病院に紹介となりました。
虫垂炎かどうかはっきりしなかったので、同期の外科医の友人に連絡。すると『C T撮るのもいいけど、ジャンプか、ケンケンしてみて、響く痛みがあったら虫垂炎やな』👀CTよりそんな診断方法があるんだ。ってことで、点滴から帰ってきた病人(長女)に、
私『ちょっとケンケンして〜』
娘『ケンケン???』
私『痛い?響く?』
娘『痛いけど、響く痛みなのかはわからん』
私『。。。』 無頓着な人にはわからないかも🙃🙃🙃
翌日熱は37度まで下がったものの、腹痛は続くので総合病院へ。採血では炎症の値は下がりつつありましたが、造影CTの結果は虫垂炎とのことでした😱
1年半ぐらい前からの腹痛も、虫垂炎だったのかも。水分取れ〜、運動しろ〜、とスパルタ母さんだったことに反省😣
総合病院で4日間点滴し、食べ物もタンパク質、脂質は控えて、消化のよい炭水化物のみ。
元々食の細い娘が3kg も体重減ってしまいました。そして、虫垂は炎症繰り返しているので春休みに手術予定です。
私の誕生日も、長女の誕生日も外食出来ず、ちんまり終わりました😆
めったにないかとは思いますが、繰り返す腹痛にはご注意ください🙏
余談
そんな長女の今年の誕生日は家でささやかにしたのですが、友人からもらった誕生日プレゼントが

赤目ガエル

ウシガエルとベルツノガエル

ハリネズミ

改築と共になくなった、学校の亀池の模型
一般的な高二女子がもらうプレゼントとは程遠いですがw、娘のことを凄く理解してくれているプレゼントばかりで、いい友達がいて良かったなあと嬉しく思いました😍










