皮膚科医由美のドクターブログ
2020.10.16/エイジングケア美容皮膚科美肌活
こんにちは😊
秋になりお肌の乾燥が気になるこの季節。
私が3年前からリピートしている美容クリームのご紹介です。
幹細胞コスメ【ステムサイエンスM.Dクリーム】✨✨✨
ロート製薬の再生医療研究所から生まれた、幹細胞培養上清が含まれた医療機関専売の美容クリームです。デパートコスメやネット販売されているステムサイエンスRXショットとは成分や濃度が異なりますのでご注意ください😉
幹細胞培養液には、お肌を作る細胞に必要な成長因子、サイトカイン、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが豊富に含まれています。この成分により、シワ改善効果、抗酸化作用、美白効果などが期待できます💕
「最近ハリ感がなくなった」「小じわが増えた」「何を塗っても肌の乾燥が気になる」と感じる方にお勧めのステムサイエンスM.D
1セット4本入り。¥30,000
1週間に1本使用し、4週間で使い切る集中エイジングケアクリームです。1回の使用量は0.6g(ひとさし指第2関節の量)が目安です。
ちなみに、私はこの季節になると目の周りの小じわが気になるため、シワよなくなれ!!!と念じながら塗っております笑。目の周りの皮膚は特に薄く乾燥しやすいためこのクリームを塗ると保湿力アップされハリがでます
顔全体に使用する美容クリームとしては値段は少々お高いですが、アイクリームとしてならデパコスと同じぐらい!?成分、濃度も違うので高品質のアイクリームをお探しの方には良いのではないでしょうか😊
2020.10.13/エイジングケア美容皮膚科
前回はシミの種類についてお話しました😊
今回は治療編です✨
①老人性色素斑 雀卵斑(そばかす)の治療
レーザー治療 光治療 フォトフェイシャル ZO SKIN等があります。
レーザー治療と光治療は気になるシミのところだけを集中的に治療します。速効性があり5〜10日と短期間で効果を実感いただけることが特徴です。
【老人性色素斑 治療前】
【レーザー治療後半年】
【雀卵斑+老人性色素斑 治療前】
【レーザー治療後半年】
フォトフェイシャルやZO SKINはお顔全体の治療を同時行うことができるため、シミを薄くすると同時にお顔全体の肌質をよくしたり、お肌のくすみ、ハリやシワにも効果があります✨1〜5ヶ月で効果を実感頂けます。また、継続することによりしみ、シワが出来にくい肌質になっていくことも大きなメリットです。全体的な肌質の改善が出来る反面、シミ個々の反応はレーザーや光と比較すると弱いと感じられることがあります。
②肝斑の治療
肝斑の治療は、老人性色素斑や雀卵斑とは違い、一度の治療でなくなるものではありません。きちんと継続して治療していくことが大切です。治療はトラネキサム酸やビタミンCやビタミンEの内服、ハイドロキノン軟膏やトラネキサム酸ローションなどの外用、ZO SKIN、イオン導入などがあります。摩擦や紫外線で悪化することが多いため、日頃のケア方法も重要です。
③後天性真皮メラノサイトーシス
後天性真皮メラノサイトーシスは深い場所(真皮)にメラニン色素をつくるため、治療はレーザー治療のみで複数回治療が必要です。
④炎症性色素沈着
炎症性色素沈着は経過と共に薄くなっていくことがほとんどですが、肌の新陳代謝により薄くなる期間はまちまちです。ビタミンCの内服や、ハイドロキノンの外用をお勧めすることもあります。
以上の様に、シミの種類により治療は様々です。
いくつかのシミが混在している場合は、複数の治療を組み合わせると効果的です。まずは、正しい診断から。
当クリニックでは、肌診断機オブザーブによる評価も行っております。お気軽にご相談ください😊
シミ治療
・レーザー治療(Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー) 1㎠¥7,150(税込¥7865)
・光治療(アキュチップアキュチップ) 1㎠¥6,000(税込¥6,600)
https://ヴェリィ美容皮膚.com/treatment/menu_07
2020.10.04/エイジングケア美容皮膚科
こんにちは😊
今日は、毎日のようにご相談を受ける「シミ治療✨」について。
しみにはいくつかの種類があり、症状によって治療法も異なります。誤った治療を行うとシミが濃くなってしまうこともあるため、正しい診断・適切な治療が大事です。一種類のシミに対しても、アプローチの方法(治療法)はいくつかあり、その方のライフスタイルに適した治療法を選ぶ事ができます。
まず、シミの種類と治療について
①老人性色素斑 いわゆる紫外線や肌老化に伴うシミ。30代以降から頬やこめかみ、手の甲など紫外線がよく当たる部位にできることが多く、薄い茶色〜濃い茶色で周りとの皮膚との境界がはっきりしています。
治療:レーザー治療 光治療 IPL(フォトフェイシャル) ZO SKIN など
②肝斑 30代後半から50代の女性に両頬の左右対称にできる薄い茶褐色斑です。境界がはっきりせず何となくくすみがあるようにみえることも。ホルモンバランスやストレスや慢性的刺激、紫外線ダメージが原因とも言われています。
治療:内服(トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンE)外用(ハイドロキノン・トラネキサム酸ローション)ZO SKIN
③雀卵斑 いわゆるそばかすです。遺伝的な要因が関係していて、雀の卵殻に似ているため雀卵斑と呼ばれています。5〜6歳の幼少期からできはじめ、年齢を重ねるとだんだん増え思春期に濃くなります。鼻から頬にかけて1〜3mm程度の小さな斑点が散らばるように発生します。紫外線の強い時期に悪化することが多い。
治療:レーザー治療 光治療 IPL ZO SKIN)
④後天性真皮メラノサイトーシス 20代からできる下まぶたの周りや額の生え際、小鼻にできることが多い、左右対称性にできる小さい斑状の褐色〜灰褐色斑です。他のシミよりも深い場所(真皮)にメラニン色素をつくるため、治療はレーザー治療のみです。
治療:レーザー治療(数回の照射の必要あり)
⑤炎症後色素沈着
ニキビ跡、虫刺されの跡や、かぶれた跡、火傷の跡などにできる境界のはっきりしない茶色皮膚の変化です。基本的には、無治療でも徐々に薄くなります。
治療:内服(ビタミンC) 外用(ハイドロキノン)
代表的なシミはこの5種類です。次回は、治療のメリット、デメリットも含め詳しく解説していきたいと思います😊